2020.05.16

新型コロナの感染を防ぐために(口のなかのケアが感染を防ぐ)

新型コロナウイルスは、口や鼻の粘膜から感染すると言われています。また新型コロナウイルスは感染力が強く、近い距離で話しているだけでも飛沫から感染する可能性があります。徹底した手洗い、マスクの着用、外出を控え、いわゆる「3密」を避けること、といった基本的な感染予防対策はぜひ続けてください。

それと同時に「お口の健康を保つこと」も、感染予防にとても大事なことなのです。
しっかり歯が磨けていない、むし歯や歯周病が治っていない、といった状態を続けてしまい、口の中の衛生状態が悪化すると、口の中の細菌の数が増えてしまいます。そうすると免疫力が低下したり、細菌による炎症を併発する結果ウイルス性肺炎が重症化する傾向にあります。すでに喘息や肺炎にかかっている人は症状がさらに悪化しやすくなります。

新型コロナウイルスは、口に入ると、レセプターと呼ばれる鍵穴のようなところにまるでカギが入るようにくっついて、感染していきます。このレセプター(ACE2)は舌の上に豊富にあり、そのため経口感染には特に気をつけなくてはいけません。
とりわけ、新型コロナウイルス感染で重症化しやすいとされる、高齢者の方や、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方は、口の中の衛星状態に特に細心の注意が必要です。